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Wool Mosser Crew Neck Vest
こんにちは。
KITTE丸の内店スタッフの原です。
はじめにKITTEよりお知らせがございます。
今年もこの季節かやってまいりました。
11月21日より本物のモミの木を使った、屋内では日本最大級の高さ約14.5mを誇るクリスマスツリーが登場。
まるで雪が降り積もったかのように真っ白な装飾が施されたクリスマスツリーは、各時30分おきに音楽にあわせてライトアップされます。
今年は、毎年ご好評をいただいている雪が舞い散るように降り注ぐライトアッププログラム「Precious Ver.」をご用意しております。
またツリーの期間中にはお得なこちらも開催しております。
----- WHITE KITTE スクラッチキャンペーン -----
ただいまKITTEでは「WHITE KITTE スクラッチキャンペーン」を開催致しております。
1店舗でのお買い物が税込3,000円ごとにスクラッチカードを一枚進呈致します。
(KITTE GRANCHEは2,000円ごとになります。)
当たりは1,000円分のお買物食事券としてご利用できます。
スクラッチキャンペーン期間は11月21日~12月2日までとなります。
お買物食事券の利用有効期限は12月31日(日)までご利用頂けます。
是非、この機会にnest Robe CONOECTにお越しくださいませ。
※東京シティアイ(B1)、Tokyo City i CAFE(B1)、JPローソン(B1)、東京中央郵便局(1F)、インターメディアテク内のIMTブティック(3F)を除くKITTE内店舗が本キャンペーンの対象となります。
では、本題へ進みます。
先日、秋葉原駅と御徒町駅の間にありますこちらに行ってきました。
「2k540 AKI-OKA ARTISAN」
「ものづくり」をテーマとしているこの施設。
アトリエショップが連なったジェイアール東日本都市開発が運営している施設でして、飲食、洋服、家具、雑貨といったお店が50店舗以上ございます
各ショップごと独特な世界観が広がっており、ライン生産された物にはないハンドメイドならではの温もりが詰まった作品が揃っております。
そもそも、御徒町周辺は江戸の文化を伝える伝統工芸職人の街でした。現在も熟練の職人さんから若きクリエーター達がウッドやレザー、布、ジュエリーなど様々な作り手が点在しております。
また近年、御徒町や浅草など東京の東側に製作拠点を構えるハンドメイドのお店が増えております。2k540 AKI-OKA ARTISANはその背景の根本である「ものづくり」をより活性化させるために建てられたとのことです。
どのショップでも内容の濃い話をお聞きし、とくにジュエリーなど専門知識が乏しい私でも、その正確性や細やかな仕事っぷりには目を見張るものがありました。
その中で共通した話題として「定番にして自信作」つまりはそのショップの代表作と言える紹介がございました。
その時のクリエーターや販売員達の話す熱量はより一層増し、同業者としては刺激を受けるものでした。
それにつられて今回ご紹介するのはCONFECTの代表作に位置するアイテムです。私もクリエーター達の熱量に負けぬようご紹介して参ろうと思います。
CONFECTでは「起毛リネン」「ヘビーリネン」とリネン素材がある種、代表作のような立ち位置ではありますが、それだけに留まらず今回は洋服の形としてはこちらをご紹介致します。
Wool Mosser Crew Neck Vest ( Brown, Black, Khaki ) 23,000 yen + tax / CONFECT
15SSからスタートしたクルーネックベスト。元々は1シーズンのみの展開でしたが、お客様から予想を越えるご好評により、現在までリリースしてきました。
今ではお馴染みとなっているクルーネックベストは春夏はリネン平織り生地。秋冬はウールをメインとしたモッサー生地でリリース。加えて今シーズンは4店舗とオンラインショップ限定で起毛リネン生地でリリースをしてきました。
嬉しいことに、使い勝手の良さから色違い、もしくは素材違いでご購入されるお客様も多く、CONFECTがリリースしたアイテムの中でもリピート購入率は上位にはいります。
一般的にシャツやカットソーと比べてベストを多く所有されている方は少ないかと思います。それだけに上述のような人気というのは純粋に嬉しく、同時に通常のベストとは一線を画す良さと着やすさがあるのだと思います。
では、どう画すのか。まずは秋冬シーズンではお馴染みのモッサー生地からのご紹介です。
ウールをベースに化学繊維をブレンドした素材になります。10番手という太目の糸で織り上げた後、縮絨加工を施しております。そのため毛糸同士の密度は高く、加えてモコっと弾力のある膨らみを感じる風合いとなっております。そこから毛羽をカットして表面を整えることで、上品さと粗野感の絶妙な塩梅加減が生まれます。
風合いなどの魅力はもちろんですが、暖かくなくては意味はありません。
肉眼ではわからないほどに毛と毛の間には隙間があります。そこに暖かい空気が溜まるのですが、縮絨によりその空気が逃がしにくい生地構造となっております。そのため保温力に優れており、羽織るように着られても十分にウールの暖かさは発揮されます。
ちなみに「モッサー」とは苔の英表記 「Moss」 からきており、その質感が苔に似ていることからモッサー加工と呼ばれております。アースカラーの多いCONFECTとしては相性がいいのは当然と言えます。
本来、モッサー生地はコートなど上着に採用される生地であります。
通常ベストの合わせ方で一番連想されやすいのはシャツもしくはカットソーかと思われます。モッサーベストは上着感覚で厚手のトップスとも合わせられるのがまた魅力であったりするのです。
CONFECTのアイテムで言えば Cotton Fleece Hood Parka や Cotton Rib Stitch High Neck Pullover などと合わせて頂きたいところ。
このトップスと合わせる手数の多さがリピート購入率向上に一役買っております。
しかしあくまで一役。今度は形、仕様を見ていきましょう。
まず、特徴的なのは名目にもなっておりますクルーネック。一般的には「ベスト」といって思い付くのはVネックではないでしょうか。
しかし、街中に目を向けると仏国の某老舗ワークウェアブランドをはじめとするアパレルブランドのクルーネックタイプのベストをよくお見掛けます。そのためか少しずつクルー×ベストに対する認知度と日常着としての親しみやすさの水準は高くなっているように感じています。
ですが、その多くは化学繊維主体の生地が多く、少なからずスポーティーさなどカジュアル色が色濃く出ていることが多いです。
CONFECTの場合、天然繊維であるウールをメインとした少し粗野感のある素材、加えてブラウンとカーキのくすんだような色味によってカジュアルでありつつ落ち着いた印象がございます。ブラックは毛羽のカット加工で生まれる艶がダイレクトに表れるためシックで上品な佇まいであります。加えてクルーネックの愛嬌さといいますか、どこか華やかさも感じ取れます。
形、素材感、色味とのバランスによってカジュアルにもクラシカルにも振りすぎない、日常着らしい印象を持つことができます。
今度は釦の素材について。これはクルーネック以上に長年CONFECTのアイコン的存在として採用し続けてられている本ナット釦になります。
落ち着きのある色味を覗くと、うっすらと年輪が見えます。着用を重ね釦を何度も開け締めすることで、徐々に釦から艶が消え色味も薄くなり、マッドな風合いと年輪が露になっていく様子が楽しめます。
他の釦と比べると本ナット釦は経年変化を楽しめる釦です。CONFECTは洋服の経年変化もファッションを楽しむ大切な要因と捉えており、釦もまた例外ではありません。
洋服を楽しむのであれば、こういった脇役的ポジションにもスポットを当てるとデニムやレザーと言った経年変化に近い面白さがあったりします。
厚手のパーカーなどとも合わせられる。
それは生地感だけでなくパターンからも、その理由が伺えます。
アームホールはサイズ4で25cmと十分な広さ。また脇や肩にはダーツ(絞り)がございません。これは体に沿うように作られるスーツベストとは異なり、シャツやカットソーなど様々な洋服とのレイヤードしやすさを重視したためです。
また、肩幅はサイズ4で39.5cmとこちらも広めに設定しております。狭めてしまうと華奢な印象がでてしまい、少し洋服を選ぶようなデザインになってしまうかと思います。もしくはスーツベストのようなビジネスシーンを連想してしまうことも。
個人的にベストというのはかっちりとスタイリッシュな印象です。シャツやカーディガンなどと比べて着こなすのが難しいと感じています。
そういったところからか、いざベストを選ぶとなると少なからず着こなせるか不安が過ることはないでしょうか。
CONFECTのベストの場合、ビジネスシーンでみられるスーツベストの形と逆行したデザインをしています。
このがっしりとした肩幅の生地分量、広いアームホール、ダーツなしのゆとり感。そこに生地感など諸々が相まって、ベスト独特の堅気な印象は無くなり、気兼ねなくベストを着ることができます。
「気兼ねなく」そういう点では個人的にダウンベストくらいのテンションでニットやパーカーの上に気にせずガバッと着て頂くくらいが丁度良いと思います。
ただ、化学繊維系のダウンベストとモッサーベストの差は素材感はもちろん。他のアイテムとのスタイリングの合わせ易さはモッサーベストが一枚上手ではないかと思います。
生地の上品さ、ゆとりあるシルエット、クルーネックの緩い印象から、足元はスニーカーと革靴どちらにも振ることが出来ます。
個人的にベストを着ると革靴に偏りがちだったため、スニーカーも履く私としてはベストの着用回数は少なかったように感じます。そういう点ではスニーカーと革靴が両方合わせられるというのはベストを着る機会がグッと増やす要因であったりします。
着る回数が増えれば、きっと愛着も沸くことになると思います。上述の「気兼ねなく」とは見た目や着やすさだけでなく、愛着をもち他の洋服と合わせながら着馴れていく過程も楽しんで頂きたいのです。
実際にベストを試される際、まずはスニーカーと革靴をご案内し、改めてベストの使い勝手の良さを店頭で証明したいところであります。
各所の拘りを案内してきたわけですが、改めて見ると装飾自体は少なくシンプルなベストであります。というのもCONFECTはモッサー生地の風合いを主役としており、極力生地の動きや経年変化を全面的に露になるよう製作されております。
そのため、ポケットは脇の縫い目に隠すように配置したシームポケット型を採用。気温15度を下回るこれからの時期、手が収まれるポケットがあるのは何気にポイントが高いのではないでしょうか。
また、下部のボタンを開けると左前身頃裏に小さなポケットも配備しています。
素材に拘りを持ち活しつつ日常的な機能性を両立させる。CONFECT独自のバランスで調合されております。
Wool Mosser Crew Neck Vest ( Brown ) 24,000 yen + tax / CONFECT
Wool Check Detachable Hooded Coat ( Khaki ) 73,000 yen + tax / CONFECT
Cotton Oxford Regular Collar Shirt ( C.Grey ) 19,000 yen + tax / CONFECT
Moleskin Wide Tapered Trousers ( Kinari ) 30,000 yen + tax / CONFECT
トップスとして、そしてインナーベストとしても。
今回は同じテンションの色味、粗野感のコートをチョイス。コートから覗かせているブラウンのベストはスタイリング全体をモダンな雰囲気へと昇華させ、愛嬌のあるチェックコートもどこか大人な印象へと見てとれます。
コートから見え隠れしても厚みのあるモッサーは冬の装いとして見映え的にも成立します。
モッサー生地は上着として採用されるとご説明しましたが、今回のスタイリングのようにコートやジャケットと合わせても問題はございません。
むしろ、温かく保温力に優れた生地ですので、中に着こんだのならば、もはやその暖かさは申し分ないことでしょう。
今年は寒暖な気候でありますが、そろそろ1日を通して冷え込む日が出てくるかと思います。
寒波が襲うその前に、中衣をセーターやカーディガンでなく、ベストで迎え撃つというも中々斬新ではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
もしも、CONFECTをご愛用されているお客様でまだ袖を通していられない方がいましたら、今一度店頭にてご紹介させてください。
今度は私が有無を言わさぬような熱い熱量とともにご案内をさせて頂きます。
では、本日は以上になります。
気になられましたら是非店頭にてご案内させてください。
ご来店のほど心よりお待ちしております。
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