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Cotton Wool High Neck Shirt
こんにちは。
KITTE 丸の内店スタッフの原です。
先日、初めて喫茶店でこちらを頼みました。
ウインナーコーヒー。
濃いめの珈琲にたっぷりの生クリームを乗せたたオーストリア ウィーン発祥の珈琲の飲み方ひとつ。
でも、ウィーンにはウィーン珈琲という言い方ではないとのこと。
日本独自の名前らしいです。
この日はウインナーコーヒーが有名である喫茶店であった為、試しに頼んだのですが「どう飲むのか...」
恥ずかしながら頼んでから携帯で飲み方を検索しました。
とくに決まった飲み方はなく、通な人は一口目はクリームをスプーンで避けて珈琲だけ飲み、少し減ったらクリームと混ぜて飲むとのことです。
甘いクリームと珈琲の苦味との合わせは当然ながら合うわけで、頼んでおいて実は珈琲は得意でない自分でも美味しく頂くことができました。
さらには見た目にも楽しいウインナーコーヒー。生クリームは徐々にベージュ色に変わり、掬うと少しクリームと合わさった濃いブラウン色の珈琲が顔をだします。完全に合わさると珈琲はキャラメル色へと近づき色味の変化を楽しみつつ飲んで嗜む。
正直、ウインナーコーヒーは女性に好まれるイメージをしてましたが、微妙な色味の変化を楽しむところに大人の魅力を感じる一杯と考え方を改めました。
ご紹介するアイテムは個人的にこの色味に通ずる魅力を感じたものです。
Cotton Wool Viyella High Neck Shirt ( Beige , Brown ) 23,000 yen + tax / CONFECT
17AWより製作されているハイネックシャツ。
すでに今シーズンは起毛リネン生地でリリースしており、嬉しいことに手に入れられているお客様は多くいらっしゃいます。
今回ご紹介する生地は去年同様のCotton 53% / Wool 47%の綾織生地になります。
生地はふっくらとした柔らかな肌触りをしており、「シャツ」という名目でありつつも薄手のシャツやニットの上から着て羽織としても扱えるそんな生地感。
綿を加えることで肌触りは滑らかなタッチになり、ウール100%などで感じるチクチクとした不快感はまずございません。
また、小さな凹凸のような皺からもその柔らかさは見てとれます。経(たて)糸にコットン、緯(よこ)糸にウールを使用しており製品洗いを行うことで素材ごとの縮小率の違いからナチュラルな皺が生まれてきます。
ウールの粗野感とコットン柔らかな雰囲気がいい塩梅にミックスされた生地です。
その生地を今シーズンはベージュとブラウンでリリース致しました。ベージュは交織らしく、色味と素材の違う糸で織っており、マッドな風合いでありつつも明るい色故、軽さを感じる印象に。
ブラウンは冒頭で述べました珈琲の色に近しく重厚感のある色です。
茶系の二色。どちらも暖かみのある色味です。
羽織のような全体をまとめる色として取り入れるのはもちろん、首もとから差し色と使って頂くことも。
色味のご紹介が続きましたが、このシャツの魅力は着こなし方の自由度の高さにもあります。
釦を外した状態では、左右に生地がクタッと寄る力の抜け具合がなんとも絶妙であったりします。
名目通りであれば「ハイネック」としてお薦めするところではあります。しかし、勧めた着方とは異なりつつも自ずと緩く気の張らないスタイルに持ち込める。
言葉では言い表しずらいですが、この偶然らしさのある着方が好きです。
第4~6釦、3つのみを閉じた状態。少しジャケットらしさを匂わせた着方になります。
中に着込んでいるのはバンドカラーシャツですが、レギュラーカラーシャツなどと合わせても襟がバッティングすることはございません。
室内に入った時、アウターを脱ぎ首元の釦を外して体温調節をする。台襟が存在しないこのシャツはレギュラーカラーシャツ
と比べて首と襟との距離が離れます。そのため皮膚と生地の狭間で生まれた熱は釦を外すことで解放され、室内でも快適に過ごして頂くことができます。
ちょっと実用的なところもまたこのシャツの魅力であったりします。
今度は第1.2釦を外したスタイル。控えめな襟からは愛嬌さを感じられます。
ある種一番シャツらしい面構えではあります。それでも台襟なしというのは面白く、開襟ほど抜け感があるわけでなく、かといって真面目な印象でもない。
本来襟先は左右に斜め下を指すところをほぼ横直角に襟先が延びているところから可愛らしくも独特な雰囲気を感じられます。
大本命のハイネックスタイル。改めてシャツ×ハイネックというは新鮮さを感じます。
スタイリングとしてもやはり存在感があり、レギュラーカラーシャツ、バンドカラーシャツなどをお持ちであれば新たにスタイリングの幅を広げるためにもワードローブに取り入れたいところであります。
首もとまで隠れることで外気の風をある程度遮断してくれるわけですが、寒がりな自分としては出勤時に加えてマフラーをします。そのマフラーも素材によってはチクチクするわけですが、ハイネックにより、直接マフラーが触れるのを防いでくれるところに良さを感じていたりします。
ウールが苦手。もしくは敏感肌の方には是非ともお薦めしたいです。
さて、ここで17AWのハイネックシャツをお持ちの方へ。仕様がアップロードされていることに気づかれましたでしょうか。
今作はポケットを両側から片側のみになります。
17AWではポケットが二つあることでCPOシャツのような「シャツジャケット」らしい印象でしたが、今作ではスッキリとしたより「シャツ」らしい印象です。
ジャケットととも合わせる訳ですから、今作の片側ポケットはシャツらしい見方として合わせやすくなりました。
そしてもうひとつ、釦は蝶貝釦から本ナット釦へと変わりました。
17AWのような上品さは残しつつも、経年変化によって年輪が露になり、着用を重ねていけば生地感とも相まって味のある風合いへと変化していきます。
個人的に、粗野感がある生地に対してはマッドな風合いへと変わる本ナット釦がより相性がいいように感じます。
CONFECTでは着たときに感じたことを、デザインとして、使い勝手として、着こなしとして、様々なお想いをリリースする度に洋服へ反映させてきました。
あくまでデザインのベースは崩さないため、自ずと小さな変化にはなりますが、その小さな変化こそCONFECTがより良い日常着として昇華させる大切なステップだと考えております。
そういった想いの詰まった変化にも目を向けて頂けると、今よりもほんの少し洋服選びが楽しくなって頂けるかと思います。
いかがでしたでしょうか。
着方の変化や仕様の変化はもちろん、生地の経年変化、季節を通した着こなしの変化など " 変化 " を楽しんで頂きたいこのシャツ。
冒頭では色味からお話は始まりましたが、ウインナーコーヒーのように変化も楽しんで頂ければ幸いです。
本日は以上になります。
気になられましたら、是非とも店頭にてご案内させてください。
心よりご来店お待ちしております。
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