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2024 Jun 13

ショーツの心得

 

皆さま、こんにちは。

梅田店の平山です。

 

2024年も折り返し。6月らしい蒸し暑さを感じる日も出てきました。

ファッションの業界的にも2024SSのアイテムリリースも一通り出揃いつつある昨今。CONFECTもまたしかり。

 

総括を語るにはいささか早過ぎますが、

あくまで1人の業界人として2024年春夏のファッションを語る上で1つキーとなるアイテムがあります。

それが「ショーツ」です。

 

CONFECTでも新作ショーツがリリースしました。

 

 

リネンデニムギアショーツ (INDIGO・BLUE) ¥27,500(税込)/ CONFECT

 

このブログを読まれている方の中には「もう買いましたー」と言う方も多いのではないでしょうか。

ファッションの楽しみ方は千差万別。人それぞれです。

しかしながら服の着方を理解する事でファッションの楽しみ方も広げて頂けるかと思います。

 

そこで今回は写真のショーツを例に取り上げさせてもらい、

簡単にチャレンジ頂く為のポイントを交えながらスタイリングをいくつかご紹介しますと思います。

 

①アイテムについて

 

まずは軽くアイテムをご紹介。

生地には、CONFECTではお馴染みのリネンデニムの生地を使用。

 

 

通常のデニム生地と異なり、リネン100%で作られています。

なので非常に軽いのが特徴。

また使用していくにつれて、生地のハリ感は薄れていき、程よい柔らかさと落ち感を楽しめます。

 

 

ウエスト部分はゴムとドローコードを備えており、ストレスフリーで履いて頂く事が出来ます。

またベルトループも備えているので、ウエスト調正も容易な事はもちろん。

トップスをタックインし、ベルトをアクセントにしたスタイリングも楽しんで頂けます。

 

 

ディテール面では両サイドに大きめのポケットを備えています。

サイドポケットがある事で実用性に加えて少しデザイン性も付与されるので、スタイリングに奥行を持たせる事が出来ます。

生地感はもちろんですが、このようなギアっぽい要素も男心をくすぐられるポイントではないでしょうか。

 

②着こなす上でのポイント

 

ショーツを上手く取り入れて頂くポイントは2つ

Ⅰ.丈の長さ

Ⅱ.裾幅

この2点のバランスを重視して頂く事が大切かと思います。

 

先ずは丈の長さについて、正直に言うと一概に正解はありません。

しかし長さを選ぶと言う点では「膝を起点にして肌の見える面積を意識する事」が最も重要だと思います。

 

店頭で接客を受けられた方や普段ファッション関連の記事やブログを見て頂いてる方の中で

「膝に軽くかかるぐらいがおすすめ!!」といった表現を聞いた事がある方もおられるのではないでしょうか。

敢えて理由を補足するならば、丈の長さによって合わせる難易度が物凄く変わるからです。

 

ショーツは涼しく快適に過ごせる反面、肌の露出度が増えてしまう事が欠点です。

膝よりも短い場合、ある程度身長がある方でなければ肌の露出度が大きくなり、少年の様な印象が強くなります。

膝よりも長い場合、肌の露出度は少なくなりますが、野暮ったい印象が強くなるので払拭する為の工夫が必要です、

つまるところ「沢山の方に楽しんで頂く為には膝にかかる位を選ぶ方が無難」というわけです。

 

続きまして、裾幅について。

幅は「広ければ、広い方が良い」というのが個人的な見解です。

ショーツを履いた自分の姿を鏡で見た時、「なぜかしっくりこない。非常に違和感がある・・」といった事はないでしょうか。

近年の日本のファッション市場において、オーバーサイズやビックシルエットの服が比較的多く見られます。

オーバーサイズのトップスに対して、幅の狭いショーツを穿いた場合、

上半身の体型カバーや足をスッキリ見せる上では有効ですが、トップスのボリューム感(着丈長く・身幅も広い服)にパンツが負けてしまい、やや足が細く見え過ぎてしまいがちです。(イメージ写真参照)

 

 

このスタイルを一概に否定しないですが、皆様にショーツを使ったファッションを楽しんで頂くという意味では

裾幅の広いショーツを持ってくる事で、

如何なるサイズ感のトップスにも負ける事なく幅広いスタイリングで楽しんで頂き易くなるというわけです。(イメージ写真参照)

 

 

少し余談ですが、裾幅広くなると丈の長さがあまり気になりずらくなるという利点もあります。

丈の長さの基準が自分では正直難しいです・・という方もご心配なく。

その点CONFECTの24SSの新作ショーツに関しては、裾幅が広いので安心ですね。

 

では今回ご紹介した参考にスタイリングをご紹介します。

 

③スタイリング例

 

今回前述した例を参考するにあたり

身長170cm普通体型サイズ3がジャストサイズのスタッフが

サイズ4のパンツを着用し、時期に合わせたコーディネートを組んでみました。

 

(初夏・晩夏向け)

 

 

PULLOVER ウルティマコットン7分袖クルー(WHITE)¥14,300(税込)/ CONFECT

PANT リネンデニムギアショーツ (INDIGO・BLUE) ¥27,500(税込)/ CONFECT

その他スタッフ私物

 

初夏・晩夏向けに組んでみました。

初夏・晩夏に関しては朝晩の寒暖差が激しいという事で古着のロングシャツを羽織りに。

オーバーサイズのTシャツをインナー使いしました。

色味を散らさず、上半身にボリューム感を出しましたが、

 

 

足元をアップするとこの様な感じ。

膝にかかる長さですが、裾幅が広い為、真横から見ても違和感があまりありません。

サイドゴアブーツやスニーカーを入れる事で足元にもボリューム感が出るのでショーツの軽さがより一層際立ちます。

 

(真夏向け)

 

 

SHIRT 60/40リネン 7分袖バンドカラーシャツ (WHITE)¥22,000 (税込) / CONFECT

PANT リネンデニムギアショーツ (INDIGO・BLUE) ¥27,500(税込)/ CONFECT

SCARF 10th by Catherine Abel (70) ¥24,200(税込)/ A PIECE OF CHIC

BAG piano bag (BEIGE) ¥41,800(税込)/ Hender Scheme 

その他スタッフ私物

 

夏真っ盛りのシーンをイメージしたリゾートスタイルです。

着丈の長めの7部袖のシャツを合わせていますが、パンツがスッキリまとめくれています。

首元にはスカーフをプラスし、こなれ感を出してみました。

夏場の単調なスタイリングな時ほどスカーフは非常に使えます。

 

 

こちらも少し足元をアップで。

上段のブーツの写真と見比べて頂けると素肌の見える面積が広がった事はお分かり頂けるかと思います。

足元に合わせるアイテムによってコーデ全体印象の違いが顕著に現れる事もショーツの面白いポイント。

肌を見せ過ぎないという意味では靴下の長さを変える事で足の長さやコーデ全体の印象が少し違って見えるので、

気になる方はチャレンジして頂けたらと思います。

 

④最後にご挨拶

今回は少し切り口を変えてショーツを選ぶコツについて触れて見ましたが、いかがでしたでしょうか。

このブログが皆さまが今以上にファッションを楽しんで頂く、1つのきっかけになれたら嬉しいです。

それでは次回も宜しくお願いします。

 

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