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FRANK LEDER 2025AW
こんにちは、新谷です。
CONFECTがスタートした2009年より継続展開中のFRANK LEDER(フランクリーダー)。2025年夏より久々に関西での展開を再スタート。グランフロント梅田にあるCONFECT梅田店が、新たにFRANK LEDER取り扱い店舗となっております。
25AW分も9月上旬に出揃いましたので、本ブログにてご紹介いたします。
と、その前に、
FRANK LEDERのブランドサイトも2025AW LOOKで更新されております。こちらもまずはチェックいただければと思います。
FRANK LEDER 2025AWシーズンのテーマは、チェコとポーランドに隣接するドイツ・ザクセン州の奥地にある自然界からの物品と職人芸術の傑作を体系的に展示した博物館<Naturalienkabinett Waldenburg>を舞台として、架空の学芸員を主人公にしたストーリー。奇妙なものの収集家で骨董品を好む人物は、架空にしてFRANK LEDER本人自身と重なります。ライフワークとなる古い生地・ボタン・インスピレーションの根源となる物品や書物の収集により今シーズンのコレクションも生まれています。
CONFECTでは今季、シーズナルなデッドストックファブリックで生産されたアイテム中心にピックアップ。50年代から70年代の東欧らしい異質な雰囲気を孕んだ先染ウール織物や作業用由来のコットン素材などから生まれた、ジャケットやコート、パンツなどラインナップします。
テーラリングのコートやジャケット、トラウザーズはFRANK LEDERの核。フランクリーダー自身が見つけてきたデッドファブリック、生地そのものを主役に、それ以上デザインする必要がない、またファッションサイクルに巻き込まれないフランクのファッションマーケットとの距離の取り方なども感じとることができます。ヘリンボンとも、バリーコーンとも言える織柄は今時代には散見し難い稀有な織物です。
GREY PATTERNED WOOL COAT
no. 045253-2001
col : Grey
size : M
price : 206,800 yen
shop : KITTE丸の内店 / 梅田店
耳や生地端を用いたデザインの落とし込みはFRANK LEDERでは散見されるデザイン特徴で過去コレ クションからもいくつか見てきました。トラディショナルな素材やデザイン仕様からのギャップが、上記にあるような遊び心であり、さらには コーディネートに隙間を与えてくれると解釈しています。この生地端使いがあるからこそ、堅苦しくコーディネートするのではなく、パンツや小物などに遊びミックスする、しても良いよ、と言ったメッセージとも受け取れます。
GREY DOGTHOOTH WOOL JACKET
no. 045253-2002
col : D.Grey
size : M
price : 151,800 yen
shop : KITTE丸の内店 / 梅田店
GREY DOGTHOOTH WOOL TROUSERS
no. 045253-2003
col : D.Grey
size : M, L
price : 96,800 yen
shop : KITTE丸の内店 / 梅田店
独特な2枚袖になっており、シャツの袖付けとは異なり、ジャケットのようにわずかに袖山がある袖付けのシャツです。そのため袖には前振りがかかっており着用時のフォルムはとても美しく素材の柔らかさや落ち具合と相まってエレガントなムードがあります。シャツが下着として扱われていた時代の名残となる、前立て下の持ち出しカーブは、一つのデザインアクセントとして楽しみいただけます。
WASHED WOOL SHIRT
no. 045253-2004
col : D.Navy
size : M
price : 86,900 yen
shop : KITTE丸の内店 / 梅田店
複数本を撚り、杢調の糸を経緯に引いたウール織り物のパンツ。黒よりも圧倒的にネイビーを主体とするFRANK LEDERらしい青味が強いネイビー系の色味です。
NAVY WOOL 2TUCK DRAWSTRING PANTS
no. 045253-2005
col : Navy
size : S,M
price : 86,900 yen
shop : KITTE丸の内店 / 梅田店
ビンテージブランケットから生まれたドローストリングパンツ。ブランケットの数に限りがあることから、こちらの生産数は極少量です。このブランケットそのものは、肌アタリと保温性に考慮したふっくらとリラックスした糸テンションで織られています。レッ ドと朱色のような組み合わせで、意匠性の高いシャドー配色です。
NAVY STRIPE WOOL 2TUCK DRAWSTRING PANTS
no. 045253-2006
col : Stripe
size : S,M
price : 96,800 yen
shop : KITTE丸の内店 / 梅田店
今シーズン、デザイナー自身が手に入れたことを最も嬉しく思ったであろうファブリックがこちら。それは、1960年代のドイツのヴィンテージワークウェアの生地です。この生地は、溶接工、錠前屋、自動車タイヤやゴム産業で働く男性など、家的工業環境で働く金属工の作業服に使われていたファブリックです。この生地を使用した2型のアイテムをピックしました。一つは、脱着可能なフードを持つ、ロングコート。もう一つは、テーラードジャケットのような袖、肩のフォルムを持つカバーオールです。
60sGERMAN WORKWEAR FAB HOODED COAT
no. 045253-2007
col : Navy
size : M
price : 206,800 yen
shop : KITTE丸の内店 / 梅田店
60sGERMAN WORKWEAR FAB JACKET
no. 045253-2008
col : Navy
size : M
price : 140,800 yen
shop : KITTE丸の内店 / 梅田店
僕がこのブランドを知ったきっかけのアイテムがジャーマンレザーのアイテムです。15年前からジャケット、パンツを所有しており、毎年着ています。初めは、作品的な要素を感じ敬遠していましたが、実際に着てみると、体に馴染んできたり、冬は暖かく感じれたりと、実用的です。ウール素材以外で、これほどの厚みの上着やパンツはほとんどないと思いますし、ウール素材でない ことや、この生地の歴史的な背景を感じることで、ちょっと雑にいつかって味を出し、洗ってくったりとさせたりと、日常に馴染ませていく、そんなモチベーションで付き合える一着です。
DEUTSHLEDER COAT
no. 045253-2009
col : Black
size : M
price : 173,800 yen
shop : KITTE丸の内店 / 梅田店
DEUTSHLEDER PANTS
no. 045253-2010
col : Black
size : S,M
price : 64,900 yen
shop : 梅田店
以上が、今季のCONFECTがピックしたFRANK LEDERになります。
できれば、KITTE丸の内店や梅田店に足を運んでいただき
実物に袖を通していただければと思います。
それではまた。