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命名、「ゆるハリントン」
こんにちは、新谷です。
半年前ぐらいに秋冬商品の展示会を行い、そのころから勝手に命名していた服があります。
「ゆるハリントン」。
(正式には、02233-0018 コットンリネンタイプライターハリントンジャケット)
社内では流行る気配が全くないので、本日はこちらのブログを書こうと思います。
「ゆる」の文字通り、「ゆるい」ということです。
ハリントンジャケットというと、往年のスター俳優・スティーブマックイーンや我らが高倉健が着ていた姿が思い起こされます。そう、バラクータのG9に辿りつく。あれです。
コットンギャバ、コットンツイルのように密度感があり張りのある綿素材をベースにしっかりした肩骨格のある欧米人がいかにも似合いそうな、ショート丈のブルゾンという具合です。
遡ること半年前。CONFECTで、もともとハリントンジャケットを作ろうという流れではなかったですが、
(私自身の話として、)歳を重ねる毎に年々すすむ、軽い服への欲求が個人的に高まっていったことや、とにかく着疲れしたくない休みの日によく着ていた米国人向け特大サイズのスポーツジャンパーが重宝しており、「これが天然素材で作れたらCONFECTっぽいな〜」なんて思い、デザイナーに預けていた。という経緯がありました。
そんなこんなあり、スポーツジャンパーっぽいジップトップにハリントンジャケットの要素を少しミックスしたら、大人が着れそうじゃない??っていう発想へと発展してこのアイテムの誕生につながりました。
その証に、
外脇側に帯のような切替があり、セットインのパターンとミックスされていますが、これは、スポーツジャンパーから採用した作り。
そして出来あがったCONFECT流のハリントンジャケット。これが、良い具合のゆったり感で、ハリントンらしからぬ、かちっとしないのです。
分量があるせいか、どこかが緩む。シワが入って、全体に動きがでる。そんな姿を見ていると、
「ゆるハリントン!」って思いついたんです。
命名、「ゆるハリントン」。
まだ諦めておりません。
流行らせましょう!
ご覧あれ〜
新谷