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2023 Mar 11

生き様を刻む

 

先日。

 

 

塗装途中の家の外壁にこすってお気に入りの某アウトドアブランドの90sバックパックについた白い塗料。

最初は気分が下がりましたが、ふと自分が背負っている姿を客観的に見た時、黒いボディーに映えるランダムに付いた白い塗料の跡が、自分だけの一点物のようで異様に良いなと感じる瞬間がありました。

生地自体の経年変化を楽しめるのはCONFECTの洋服の醍醐味ですが、自分の生活の中だからこそ偶発的に刻まれる汚れや傷も美として感じられ、それらを含めて完成していくのがCONFECTの洋服の良さだと感じます。

一般的にはネガティブに感じられる汚れやダメージ、それらを敢えて受け入れて楽しんでみようと思わせてくれるジャケットのご紹介です。

 

 

 

 

 

リネンコットンホワイトピグメントカバーオール  ( Off.White )  42,900 yen  ( 税込み )  /  CONFECT

リネンツイルレギュラーカラーシャツ  ( White )  23,100 yen  ( 税込み )  /  CONFECT

 

 

 

 

 

顔料ペイントが施された生地は数回洗うだけで顕著に経年変化が感じられました。

ペイントされた、塗った感がなくなり剥がるように本来の色である裏身頃の生成りの色が表に顔を出してきます。

ハリのある生地も大分コシが抜けて、直線的なラグランスリーブも綺麗に肩に沿って馴染んできました。

 

 

 

 

 

 

しっかりと変化が感じられる生地。

ただ個人的に注目したいのはふとした時に気付く、自分の生活の中だからこそ際立つ変化達。

左ポケットに物を入れることが多いから左のポケット口が少し黒ずんでいたり、第二ボタンを開け閉めするすることが多いから第二のドーナッツボタンだけ艶が鈍くなっていたり。

そんなところに愛着が湧きますし、白、という汚れが顕著に感じられる色味、カバーオールというワーク由来の形にだからこそ、それが美として成立し雰囲気が増したように感じます。

古着好きな自分の価値観でいえば、ワークウェアは汚れてなんぼで破れたらリペアをする。

それらを繰り返して完成する、そんなヴィンテージのカバーオールが大好きで、大袈裟かもしれませんが所有者のパーソナルな部分が色濃く表れる、生き様が反映されるような洋服だと思っています。

自分だけの特別な一着に育てて頂きたく思います。

 

それでは今回はこの辺りで。

ご来店心よりお待ちしております。

 

 

 

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