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2018 Dec 10

Paraboot / CHAMFORT

 

 

こんにちは。

 

 

KITTE丸の内スタッフの原です。

 

 

本日はKITTE丸の内店、京都店に入荷致しましたこちらをご紹介致します。

 

 

 

 

 

 

CHAMFORT  ( Black, D.Brown )  68,000 yen + tax  /  Paraboot

 

サイドゴアブーツが店頭に到着致しました。

 

はじめにパラブーツとはなにか。もはやブログ閲覧者様からすればご存じの方がほとんどかとは思いますが、ここはまだ知られていない方、もしくは復習の為。先日の【 Paraboot 】と称したブログを見ていただけるとこのあとも読みやすくなります。

 

 

 

さて。

 

 

 

トゥとワイズにかけて程よく絞られたスマートさ。加えて、本来ヘヴィービューティーさ溢れるノルヴェイジャンウェルト製法でもスタイリッシュな印象を受けるのがCHAMFORTの魅力です。

 

 

 

(写真左側がCHAMFORT,右側はスタッフ私物のParaboot / PHOTON)

 

ウェルト、アッパー、インソールを通したすくい縫い。ウェルト、ミッドソール、アウトソールを通した出し縫い。この二つの縫い代とL字状に縫い付けられた幅広のウェルトを駆使してノルヴェイジャンウェルト製法が出来上がっていくわけですが、同ブランドシューズのPHOTONなどはここの縫い代に強い存在感がございます。

また、履き皺の影響もありますがトゥが上向きに上がっているPHOTON。逆に地面と水平に近いCHAMFORT。

冒頭でも述べたように、つま先が程よく絞られたCHAMFORTは水平に伸びていることでドレッシーな印象を感じとることができます。

 

 

 

 

 

 

(PHOTONのウェルト、縫い代の箇所)

 

 

これが、ノルヴェイジャンウェルト製法らしい顔のようなところではありますが、CHAMFORTはここの縫い代がアッパーやウェルトなどと同色の糸が選ばれており、且つ他のパラブーツのシューズに比べ縫い代がウェルトの高さに対して極力水平に縫い込まれフラットな仕上げになっています。

 

(縫い代の色の違い)

 

(極力ウェルトと水平に縫われた縫い代)

 

シンプルな見た目とは裏腹にその武骨と気品との調整具合がフランスの職人的拘りのひとつなのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アッパーに採用されたスウェードからは一見カジュアルながらも、上品さも併せ持つ風合いがございます。

 

採用されたスエードは毛足が短く、ザラザラと荒波だっているVEL/オイルドスウェードレザー。オイル含有率を高くすることで、天然の撥水性を発揮します。ただ、個人的には使い始める前にスエード適応の防水スプレーを使うことで、雨はもちろん、汚れも付きにくくなり、美しい起毛感を長く維持することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レザー、縫い糸と、今度はParabootの真骨頂とも言ってもよいアウトソール。

 

ソールの原料となる生ゴムは独自で柔軟性、強度を調整をし、ゴムの空気を抜いてエポッシュ(ソールの原型となるもの " 未完成のもの " という意味)が作られます。そこから各用途に合わせた金型にセットされ【テックスソール】や【マルシェソール】など堅牢なノルウェンジャンウェルト製法を支えるParaboot独自のソールが出来上がります。

この各シーンを想定してソールまで製作できるというのがParabootの魅力であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今作CHAMFORTに採用されているのは【ギャラクシーソール】というもの。

LULLYなどのスポーツウェアラインからローファーに多用されるギャラクシーソール。土踏まずのあたりを薄くし、歩行の裏足の返りがよいのが特徴です。

 

綺麗な佇まいのCHAMFORTとしてはラバーのクッション性を保ちつつ、レザーのようなエレガントさがあるギャラクシーソールは正しくと言ったところではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グッドイヤーウェルト製法など種類よってはインソールとミッドソールの間にシート状のコルクを挟むことが多いのですが、ノルヴェイジャン製法では挟まない、もしくはコルクに変わる別のものを挟むことが多いです。(コルクを入れる場合もあります。)

 

パラブーツではコルクの代わりに独自で製作されたゴムを入れております。

 

そもそもコルクを入れる理由として、ゴムを生成する技術がない頃、アウトソールから侵入してきた水をインソールまで侵入させないために、コルクを挟むことで侵入を防ぐことが始まりであります。今もその技術は各シューズメーカーに受け継がれているのですが、コルクである故、履き込むことで多少インソールに沈みが生じます。

 

これが「馴染む」という言い方で接客を受けたことが受けられたことが一度や二度はあるのではないでしょうか。ただ、使用されているコルクの幅などで沈む具合というのがわからないのが怖いところで、購入に失敗するケースも度々お聞きします。

 

話は戻りパラブーツではコルクでなくゴムを挟んでおり、その沈みはほとんどございません。

 

回りくどくなりましたが、サイズ選びをすとき、コルクによる沈みの失敗がないのがパラブーツのノルヴェイジャンウェルト製法の良さであったりします。

 

その失敗で何万もの金額が水の泡になるのですから、シューズ選びでこのアドバンテージがあるのはかなり大きいかと思います。

 

ちなみにただいま丸の内店のサイズは

7 - 7.5 - 8 - 8.5 - 9

 

京都店では

7.5 - 8 - 8.5

 

でご案内しております。

 

各サイズ少量での入荷であるため、気になったかたはお早めに。

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

綺麗な印象をもつCHAMFORだからこそ、CONFECTと合わせたときにはその上品さはより際立つ靴へと昇華致します。

 

こちらは店頭にて、お客様に合うCHAMFORTとの組み合わせをご案内させていただければ幸いです。

 

ご来店のほど、心よりお待ちしております。

 

 

 

 

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